パエトーンの目的
ヘリオース研究所の先生の汚名をすすぐこと
パエトーンの目的は、かつての恩師であるカローレ・アルナの汚名をすすぐことにあります。カローレ・アルナはヘリオース研究所の上級研究主任であり、H.D.Dシステムやイアスを遺してくれた人、とパエトーンの口からでています。
ゲーム中のイベントでは、この「なぜなら…」の後はわかりませんが、パエトーン自体はなにかを確信しているようです。それが旧都陥落のときにパエトーンが先生に救われたことに起因しているかは不明です。
パエトーンが零号ホロウの探索に協力的なのは、零号ホロウに呑まれてしまったヘリオース研究所を調査するためです。
ホロウの謎とパエトーンの目的
ホロウ内部は”過去”の時空?
ゲーム最初の方のムービーで、「REWIND◀◀」という文字がでてきます。このムービーはアキラとリンがホロウに呑まれそうになっている、最序盤のムービーです。
rewindは巻き戻しの意味で、◀◀という文字も巻き戻しを意味していると捉えて間違いないでしょう。この巻き戻し、という単語は2章終わったあたりから追加される、Fairyがゲーム内で記録を”再現”する、というようなギミックのクエストがいくつかあるのですが、それらとも関係があるようにも思えます。
1.2の4章でパエトーンの過去が少し明かされましたが、あれを見ると、この時期が過去なの?未来なの?という疑問がでてきます。過去説もいくらか見ましたが、個人的にはそれでもまだ未来だと思います。というのも、エリー都陥落はクレタの年齢から考えても恐らく10年近くは前なことを考えると、アキラとリンがムービーで見れる感じだと成長しすぎているな、と思います。HDDルームにある写真の年齢が崩落したときに近いのかな、と思います。
アキラとリンの行き着く先は…?
パエトーンの目的が旧都にあり、REWINDという文字があることも踏まえて考えたら、あのムービーはあえてホロウに飲み込まれることで旧都へのタイムリープ的なことを敢行しようとしている・・・のかも。
もしくは、直前に「It’s all come down to」とあるので、REWIND、巻き戻しに全ては行き着いたと解することはできるのかなと。なんらかを精算するためにみたいな。あとは in the end と結局のところ、巻き戻しに行き着く、という雰囲気で、加えてその直後に明確に読めるわけではありませんが「won’t give up」とあるので、Fairyたちが起動した結果、共に新エリー都を・・・の部分は人工知能によってあまり良い結果にならなかったためにビデオのように巻き戻す、という感じかも。今のところシナリオを読んでいる感じ王道展開っぽいので、Fairyは協力してくれそうですけどね。
上の新エリー都とともに、は世界観説明PVで確認できます。ちなみに英語部分はFairyではなくChatGPTにサクっと聞きました。偉い。
行き着く先は・・・?
上記の推測を基に(あくまでただの推測なのでふ~ん的な感じで読んでください)して、パエトーンの神話を考えると、アキラ・リンはFairyという太陽の戦車を乗りこなすことができず、結果として一度は大災害に見回すことになってしまうのかなと。ここが第一部というか、大きな山場。
で、それで終わったらバッドエンドなので、交流深めたり、あるいはFairyの論理コアが自主的に「禁断の果実テスト」を行なったりしたことで、大規模ホロウ災害に一度は呑まれるけれど巻き戻してやり直す、たった一度のチャンスをFairyからもらったのがムービーのシーンなのかな。
1.2で追加されたストーリーだと、旧都陥落のときになにもできなかったパエトーンということもあり、もしかしたら旧都陥落時点のデータをヘリオース研究所で見ているだけかもしれないですが。というかなんかそんな気がする。特に根拠はないです。
パエトーンの能力
H.D.Dとイアスを通じてホロウを探索可能
目に知能水晶体が埋め込まれている
アキラとリンは目に知能水晶体、と呼ばれるものを埋め込んでいるようです。これの具体的な説明はわかりませんが、イアスとの同期には必須のものと考えられます。また、当初Fairyとの接続の際にも目が光ったり、アキラ・リンは目に不調を訴えたりしていることから、この目の知能水晶体に特殊な技術が用いられているのは間違いありません。
パエトーンの解説
アキラ&リンのプロキシ活動名
新エリー都で有名なプロキシ。懇意にしている情報屋「羊飼い」からは「レジェンド」など言われていて、実際それに見合った実力を持っている。通常ホロウのガイドは「キャロット」と呼ばれるホロウ内の地図をボンプに支給しているが、パエトーンはボンプと同調することで外部から直接ガイドが可能。それにより最年少でレジェンドまで言ったそう(羊飼いとのクエスト会話から)。
パエトーンのアカウントがなくなってしまったあとはむしろFairyによってガイド能力は向上したため、自身らが打ち立てた最短でのレジェンドプロキシまでの道を縮めている(これも羊飼いとのクエスト中の会話から)。
治安局にもパエトーンの名前は知れ渡っている様子
パエトーンの小ネタ
元ネタはギリシア神話から
パエトーンは太陽神ヘリオスの子供とされているギリシア神話の登場人物。神話上ではあまり記述が多くないそうだが、語られているところによると自身をヘリオス(アポロン)の息子だと信じない友人に信じさせるため、ヘリオスの太陽の戦車を操縦したところ暴走。災害を発生させたところ、ゼウスにより殺されてしまった。
というのが概略。パエトーンはFairyという太陽の戦車を抱えているように見えるが、果たして。
また、他にも「ヘリオス研究所」というのが登場。おそらくそこがFairyなどのAIを作ったのかな?という推測。ちなみにヘリオスはアポロンとも同一視されている。そんなアポロンは羊飼いの守護神だそう。
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