都市伝説解体センターの評価・レビューのポイント
絵柄・雰囲気◯のアドベンチャーゲームだが操作性周りに欠点はあり
都市伝説を取り扱う怪異事務所の職員となって謎を解き明かせ
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怪異、呪物、異界などの調査・解体を行う、都市伝説解体センター。ここでいう解体とは、調査として依頼されたものを、都市伝説として特定し、そしてそうしたオカルト的なものを文字通り”解体”する。
ゲームの流れとしては、操作→都市伝説を特定→証拠を元に推理し解決に導く、というもの。ミステリー要素が強めのアドベンチャー。
主人公である福来あざみは、念視という特別な能力を持っており、その能力で都市伝説解体センターのバイトとして事件を解決するのに活躍する。センター長である廻屋渉は千里眼という能力を持ち、見通すことができて、千里眼で得た操作状況から都市伝説を推理・特定するのに強力なバックアップとして存在する。もう一人、ジャスミンという都市伝説解体センターの調査員がおり、こちらは運転手として現場にあざみを連れていったり、ときには推理の補助やあざみを現場で直接手助けしてくれる。
ほどよくホラー要素もありサクサク遊べる
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人によってはちょっと怖いと思うかもしれない、キャラの表情。特に一話に出てくる美桜の表情が一番怖かったです笑
バイオハザードとかもそうなんですが、割と序盤に一番怖いの配置されちゃうとホラー耐性低めの人はちょっとしんどくなりそうだなぁ、と思っていました。びっくりする強さとかじゃなくて、シンプルに怖い。
ちなみに自分は耐性がある方じゃないので、美桜顔こわっってなりました。まじで美桜の表情がダントツで怖いです。彼女が作中最恐キャラ。
ゲーム性部分は改善性あり
さて、ストーリーについて触れる前にまずはゲーム性について。ここはもう少し頑張ってもよかったかな、となりました。
ゲームの操作パートとして、SNSの調査、現地を動いて調査という2つがあります。SNS調査パートは特に悪い点はなかったですが、現地を動いて調査するシーンは、基本的にあざみが歩く速度が遅く、もう少し早く歩かないかなぁ、となりました。また、一番致命的なのはクリアしても前のお話を振り返れなかったところ。
ニューゲームを選択するとデータも全部最初からになるのでまた最初から遊んでね、ということでしたが、テキストを自由に振り返ることができない、というのは結構致命的。こういったミステリー系の作品は、落ちを知った後にあれそういえばあそこでこういう発言してなかったっけ、というのを振り返るのは簡単にすべきだと思うし、手帳もタイトル画面で見返せるようにしてほしかったところ。
また、ストーリーが先に進むと今まで解決した事件の手帳が読めないというのも残念だった。
ストーリーは個人的にはもう一歩だがテーマ性は伝わった
ストーリーに関してですが、個人的にはある程度予想がついてはいたものの、いやそれはちょっとなぁ、というところに着地してしまったのがもう一歩だな、と感じました。
が、ここを細かく説明しちゃうと察しのいい人はわかっちゃう!!!!!ので、うーんどうしようか、と悩んだのでとりあえず触れないことにします。
一方でテーマ性は伝わりました。このテーマもゲームを進めていれば割とすぐわかってくるかな、という感じです。が、このテーマも個人的にはもう一歩踏み込んでほしかったかも?という感じには。
ミステリーとしてどうだったんだろう。と思うと、あまりミステリーには造詣が深くないのでなんともですが、悪くはなかったかな、という感じです。
いやもうほんとネタバレなしでここの項目なんも書けないです。すみません。ただ買って後悔したとかは全然なかったです。あくまで個人的にもう一歩お話としてみたかったかな、という感じでした。
なのでネタバレレビューを書くことにしました。書きました。文章しかないです。
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